Pleasure911-楽しい一日への非常口-

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キル・ビル

映画データ
発売年度:2004年
上映時間:113分
主演:
ユマ・サーマン(映画中で役の名前は明かされない、主人公)
総評
お勧め度:B+ ストーリー:B 演出:A 演技:A 音楽:C

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注意事項
この作品は暴力シーンやグロテスクな表現がある作品です。 心臓の弱い方、そのような物が嫌いな方にはお勧めできません。 またこれは映画の世界です。この作品をご覧になっても絶対に真似をしないでください。

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予備知識
この映画はメインの舞台が日本となります。 日本に外人さんが登場すると言う事で、 英語と日本語が混じって話される事がしばしばあります。 字幕で見てるはずなのに「あれ?日本語が聞こえる?」と思われても、 それは仕様なので気になさらないでください。

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あらすじ

4年程前の結婚式の事だった。 元彼とその部下4名が結婚式に参加した人をリンチした後皆殺しにした。 祝いに来た人、オルガンを弾く人、花婿、既に身篭っていた花嫁もだ。

全員死んだと思っていたが、花嫁だけは生きていた。 しかし肉体的ダメージ、精神的ダメージ共に高く、すぐには目覚める事ができず、病院で寝たきりだった。

4年経ったある日、花嫁は目覚めた。 そして、リンチをした花婿の部下4人とかつて愛した・・・ビルに復讐する事を誓った。 自分自身と産まれるはずだった子供の為に・・・。

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感想

最初に一言・・・この映画はネタですか?

見る前はこんな映画だとは正直思いませんでした。 終始シリアスで緊迫した映画だと思っていました。

確かに、最初の20分〜30分ぐらいはシリアスで緊迫しています。 その後も、シリアスで緊迫な内容の映画のはずなのですが、 何故か至る所にネタっぽい物が散らばっています。

そう、日本刀が出て来た所から歯車がおかしくなって来ました。 まず、主人公が持ってる刀を打った人の名前が「ハットリ・ハンゾウ」・・・ ぇ?これって忍者の名前なんじゃ・・・(滝汗)

そして、日本刀自体はちゃんと刃紋もありちゃんとした物なのですが、 何故かシーサーの模様が彫られています(作った場所が沖縄なのですが・・・)

ハットリ・ハンゾウ曰く「この刀は生涯打った中でも最高の出来だ」とのこと・・・ シーサーの模様が入っていますが(しつこい

そして、メインとなる舞台が日本の東京になります。 沖縄から東京に行く際に飛行機に乗るのですが、普通に帯刀して乗っています! しかも、通路を挟んだ隣の席にも日本刀の柄が見えます! いつから日本は帯刀OKになったのでしょう!?

その東京でその復讐相手がまた部下をぞろぞろ引き連れて移動しているのですが、 何故かバイクの後ろにことごとく日本刀が携帯されています。

何処かの店にぞろぞろと入る時も皆さん日本刀を帯刀しています。 いつから日本は帯刀OKになったのでしょう!?

その部下(雑魚役)の格好もまたネタなのです。 黒服(スーツ)に日本刀を帯刀して、仮面舞踏会とかで着用しそうなマスクを付けてるのです。 しかも、1人じゃなくて数十人と・・・。

しかも雑魚役っぽく一昔前の戦隊物の雑魚役みたいに「イィーッ」とか叫びながら登場したりします。 見てて笑うしかありません。

帯刀OKという事から、きっと江戸時代とか昔の話なんじゃ・・・と自分の中でいかに自然にできるかを考えてみたのですが、 飛行機が飛んでる、車やバイクも走ってる、日本人が黒服(スーツ)を着ている、 敵側の用心棒に女子高生が居る(現代風の制服)と・・・何処からどう考えても、現代の日本としか考えられません。 現代の日本で帯刀OKと考えるのが1番自然という結論です・・・。

きっと、アメリカ等の外国の人の日本へ対するイメージってこんな感じなのでしょうか・・・ そりゃあ、映画ですからある程度は脚色しているでしょうけど。

アクションシーンなのですが、R15指定だけあって、ホントに過激です。 下手したら1作でジェイソン(13日の金曜日)の総殺害数を超えるんじゃ?ってぐらい斬ります。 斬られた後の血の出方も座頭市よりも出ています。

が、上記で書いたようなネタと後に書く音楽のせいでどーも緊迫した雰囲気にならなかったのが残念で仕方ありません。 もっと、シリアスな演出にしたらもっと面白かったんじゃないかな?と思います。

ストーリー自体は多分、良くできてるんじゃないかな?と思えるのですが、 どうしても映画自体がネタとしか思えずB評価にしました。 演出・演技ですがそれらも「ネタ」の方向に偏ってる(日本人から見ると)と感じられた為、 Sでは無くA評価としました。

そして、今まではあまりコメントを書いていない音楽ですが・・・今回はちょっと書きます。 音楽までネタの方向に向かっています。アクションシーンや本来シリアスなシーンのはずの所で、 なんだか訳の解らない音楽が流れてたりします。せっかくの緊迫感が半減させるような音楽演出です。

この映画は確かに今までに無いタイプの映画だと思います。 シリアスな映画にも笑える所が上手くミックスされている映画ではなく、 あくまで直接笑いを取ろうとしているのではないのですが、ネタ的な演出を至る所に散りばめ(過ぎて)、 結果ネタが全面的に出てしまったという感じです。

そーいう意味では他の作品と差別化が図れて良い作品となるのかもしれません・・・微妙に納得行きませんが(汗

本格的なアクション映画をネタっぽくした作品を見たいという人にはお勧めできると思います。 ちゃんとしたアクション映画を見たいと言う人にもネタ的な要素は多いですが、それなりにお勧めできると思います。 ある意味、別の意味で感動できる映画だと思いますよ(笑

「キル・ビルVol.2」のレビュー



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